短期間で楽にガッポリ稼げるバイトとして治験の話を聞いた人は少なくないと思います。
そんな治験のバイトに参加するにはどうすれば良いのか?実際にどれくらい稼げるのか?詳しく解説します。
治験とは?
簡単に言えば開発中の新薬の臨床実験の被験者になるボランティアです。(※ボランティアという名目になっていますが、謝礼金や協力金という名目で報酬を受け取れる事になっています。)
気軽に参加できる化粧品や健康食品の治験も!
治験は医療薬だけで行われるものではありません。
肌につける化粧品や健康補助食品のサプリメント等も国から販売の認可を受けるための臨床試験を行っています。
こういった試験は入院や通院をせずに自宅に持ち帰って実施し、何回か通院して検査を受けるだけで良いものもあるので本業が忙しくて入院や長時間の通院が厳しい方でも参加できる治験として人気があります。
危険性は無いの?
一般に募集される治験は殆どが、既に海外で実用化されている薬品の国内販売認可を得るため国内で臨床試験を実施しているようなものがほとんどです。
また、危険性や副作用の可能性についての説明はしっかりと行われますので、じっくり話を聞いて参加するようにしましょう。
治験は安全を第一に行われていますが万が一副作用による体調の悪化が起きた場合はすぐに中止して医師による適切な措置が取られるようになっています。
その場合にかかった医療費や保証金などは製薬会社からしっかりと支払われる事になっています。
途中で怖くなってしまったら…
自分の身体に薬品を入れる事です。不安な気持ちは誰でもあると思いますし初めての参加の場合は特に不安を通り越して恐怖を感じてしまう方も多いそうです。
途中でどうしても怖くなってきた場合は中止しても良い事がほとんどですが、中には途中棄権が認められない案件や遠方の開催地で行われるために途中棄権しずらい場合も稀にあります。
初めてで不安な方は念のため途中リタイアが認められない案件は避けた方が良いでしょう。
謝礼の相場は?
通院の場合は大体1回の通院につき7000円~1万円くらいが相場です。
入院の場合はもう少し高くなって1日に1~2万円も貰えるので、時間がある方や休みが決まっている方は入院を狙っていくのがオススメです。
仕事帰りのプチ治験の場合は1回の通院につき3000円~7000円くらいなので、無理なく通える場所で開催される場合は狙って見ても良いかもしれませんね。
治験を受けるメリット
自己負担無しで健康診断が受けられる
治験参加者は必ず徹底した健康診断を受ける事になっています。
自分でも気づいていない持病を抱えたまま参加してしまったり、故意に持病を隠して参加した被験者が治験中に何かがあったら大変な事になってしまうかもしれないからです。
場合によっては健康診断に参加するだけでもいくらかの謝礼がもらえるので、健康診断だけ受けて不合格になった場合も損する事はありません。
趣味や勉強に没頭できる時間が出来る
入院治験を行っている間は日に何回か行われる採血や検査の時間以外のほとんどが自由時間です。
外に出たり他の参加者に迷惑をかけたりしなければ基本的に自由に行動できるので本や漫画を持ち込んで読んだり携帯型ゲーム機に没頭したり、資格の勉強やインターネットでの調べものもゆっくりと出来ます。
趣味や勉強に没頭する時間が欲しくても金銭的な問題で仕事を休めずに時間が取れない方にとっては嬉しい限りですね。
規則正しい生活を送る事で生活リズムが改善される
いつも夜眠れなくて夜更かししてしまい、夜更かししたせいで朝早く起きられず、朝遅くまで寝ていたせいで夜眠くならない…というループに入ってしまった方なんかが治験をきっかけに健康的な生活リズムに戻れたという話は良く聞きます。
短期間で高額な報酬を得られる
何といっても一番のメリットは高額な報酬ですね。
長期入院の案件ならサラリーマンの月収程度の報酬が2週間くらいで得られる案件もあります。
しかも入院中の食費や光熱費などの生活費も浮いて一石二鳥です。
治験に参加する方法は?
治験に参加する方法は大きく分けて二つあります。
友人・知人からの紹介
既に治験に参加した事がある友人や、製薬会社や医療機関と関わりのある知人からの紹介で参加できるケースがあります。
その場合は一般公募していない好条件の治験にいきなり参加できる事もあります。
インターネットからの応募
紹介してもらえそうな友人や知人がいない場合や、誰にも知られずに一人で探したい場合はインターネットから応募して参加する事が出来ます。